3Rへの取り組み

弊社では兼ねてより地域産業における資源循環型リサイクルシステムについて研究してまいりました。長年の研究と皆様方からの多大なるご支援ご協力を賜り、地元産業である水産業から出る廃棄物の再利用について、アクアシェルパワー工法などの具体的な成果を挙げることができました。

カキボールは、宮城県の企業連携型リサイクルシステム構築支援事業の「カキ殻を活用した水質浄化設備検討事業」において、日本水大賞において奨励賞を受賞した石巻工業高校天文物理部の皆様とクラスターを形成し、高校生の新たな発想で開発したものです。

本事業は、共同研究先の石巻工業高等学校が「地球環境大賞」環境地域貢献賞を受賞しました。

今後も宮城県の資源循環コーディネーター等と協力し、地元産業の更なる発展と資源循環型の社会へ貢献できるよう邁進してまいります。


◇研究発表
第一回の打合せでは、石巻工業高校の皆様の研究成果「桃生地方の海の環境を工業技術で守る」について発表を受けました。
高校生ながらその積極的な環境意識の高さに驚きと共に期待も高まりました。

◇案内
高校の最新の設備を案内されました。
電子顕微鏡をはじめ、研究に成果をもたらす機材がたくさん揃っていました。

◇研究発表
10月11日、第三回の打合せでは石巻工業高校の皆様の研究成果としてより強度の高めたカキ貝殻セラミックボールの試作品の発表がありました。
乾燥に対しての耐久性能が今後の課題です。

◇第三回目の打合せ
今後の研究方針の策定と具体的な研究のスタートに際し打合せをもちました。
高校生のアイディアを具現化したアクリル水槽を用いて、カキ貝殻の浄化能力についての研究がいよいよ始まります。

◇桃生総合支所の見学会
11月1日、当社の施工いたしました桃生総合支所を見学いたしました。
洪水対策の施設として地下に埋設されているクロスウェーブ式調整池。地元の施設の災害対策に興味がわいた様子でした。

◇桃生総合支所の見学会
桃生総合支所では2.3haもの敷地に降った雨水を流出抑制してから放流しています。
竣工後、昨年の200mm/hの大雨がありましたが洪水対策に効果を発揮いたしました。

◇実験水槽の搬入
去る11月12日に待望の実験水槽が納入されました。
アクリル製のこの実験水槽を使ってこれからの成果が期待されます。(写真は荷降ろしの様子)

◇実験水槽の開封
高校生諸君の手で梱包が外され、いよいよ姿を現した実験水槽。
その透明度の高さと、自分たちの設計した実験水槽が形となったことでこれからの実験への意欲と期待に胸を膨らませていました。

◇メディア取材
宮城県・企業・学校の共同体制で取り組んでいるこの3R事業。各メディアにも頻繁に取り上げられております。
この日は仙台放送の『情報ライブMovin’』の取材がありました。テレビカメラに少し緊張した様子でしたが堂々と自分たちの意欲・期待感をメディアに発信しました。

◇メディア取材
写真左は仙台放送『情報ライブMovin’』のリポーターに対応する、顧問の門脇先生です。
後方では生徒諸君がアクリル製の実験水槽の手触りや透明度を確認していました。

◇アクリル水槽設置ベース
実験水槽は強度のあるアクリルを加工していますが、実験時には300kg以上の重量となるため偏荷重対策が必要でした。
今回は金属製のベースより安価で対歪みに強度を発揮し、かつ偏荷重を軽減できることから、クロスウェーブをベースに使用しました。

◇アクリル製の実験水槽
カキ貝殻を粘土と混合させ焼成した通称『カキボール』の水の浄化能力を検討していきます。
写真奥より注水し、クロスウェーブ原水槽を経、カキボール層より浸透させることで浄化能力を検討していきます。

◇メディア取材
12月4日にメディア取材がありました。代表生徒による水槽の機能説明があり、お披露目となった実験水槽にも期待が集まります。

◇注水試験
去る12月4日、いよいよ水槽に雨水を溜め、水質を測定する試験を開始いたしました。
週に一度のペースで採取し、データの蓄積を行います。

◇カキ殻ボール 浄化材
カキ貝殻を粘土と混合させ焼成した『カキボール』を透水層に設置し浄化能力を測定します。
第一回の注水試験では、焼成したボールからの微細な破片をフィルターするためにストッキングを用いました。

◇水張試験状況
越流や沈砂の機能が発揮され、カキ殻の透水層を通過した水は幾分キレイになったようにも見えました。
今後、この越流した水のデータを採取、分析し、実用化に際しての検討を重ねていきます。

◇第五回研究会
2008年最初で通算五回目となる研究会を行いました。
これまでの実験から得られたデータを発表してもらい、3月の最終発表に向け検討をしました。

◇第六回研究会
7月から9ヶ月間続けてまいりました連携研究会も3月25日に最終報告となりました。
石巻工業高校天文物理部の皆さんにこれまで実験結果をまとめた最終報告をしていただきました。

◇第六回研究会
これまでの実験により確認されたカキ殻の浄化能力を、具体的装置へと開発を進める検討を行いました。
確認されたカキ殻の優れた能力を有効に活かすため、今後も連携しながら開発にむけて検討を重ねていきます。